Facebook | 区議会ってなんだろう? | 活動スケジュール | 私の主張 | 丸山議長館 | プロフィール | リンク


令和3年第1回定例会で、代表質問をしました

 令和3年2月24日(水)、第1回定例本会議初日において、渋谷区議会自由民主党議員団を代表して、区政課題大きく8点に渡り、区長・教育長に対し、自分の見解と調査結果を踏まえた提言を織り込みながら質問いたしました。ダイジェスト版の質問要旨と区長・教育長の答弁要旨を掲載します。又別ウィンドウで質問の全文と録画した画像も併せて掲載いたしますので、ご覧いただければ幸いです。今後も区政発展のため、常に問題意識を持ち、真剣に取り組んで参ります。

令和3年第1回定例会質問原稿


丸山 たかし




令和三年度予算案、ワクチン接種体制等八点について伺う
新年度当初予算案について

 問   @予算案の特徴と本区独自のコロナ対策は。Aコロナ禍の影響も考えられる渋谷区基本構想の実現への取組は。

 区長   @幅広いコロナ対策に重点を置きつつ、その他事業はサービス水準を維持し、区政各般の課題に広く財源を充てる方針で編成。歳入は財政調整基金を取り崩すが過剰に依存しないよう留意。次年度のコロナ対策は、非接触型社会の実現の加速と事業者向けに補助金・助成金自動診断システムの導入等。A「新しい生活様式」に沿った先進的な区民サービスの導入を進め、実施計画を遅滞させず進める。



新型コロナウイルスワクチン接種体制について

 問   @ロードマップは。A集団接種会場の予定は。工夫された接種手順の取組はあるか。

 区長   @国が定める接種順位等に従い、区ニュースでの情報掲載やコールセンター設置、三月下旬には六十五歳以上の方に接種券を郵送できるよう準備。A会場は調整中。事前予約制でワクチン接種専用の予約サイトを設置。高齢者の方にはコールセンターでの電話予約や、インターネット予約が不慣れな方をお手伝いする体制を区内公共施設で確保。



福祉について

 問   @高齢者デジタルデバイド解消事業の進捗、目指すべき姿は。A今後の介護保険事業の見通しを含め第八期介護保険料改定についての見解は。

 区長    @三月下旬までに契約候補者を決定予定。事業の募集時期は五月頃予定。スマートフォン未保有の希望者を対象とし、単身高齢者や老老世帯へ優先的に貸与を検討。高齢者の誰もがスマートフォンを生活必需品として活用する社会を目指す。A新型コロナによる高齢者の生活や経済への影響も考慮し「介護給付費準備基金」等の活用により月額基準額の維持、一部所得段階の負担割合引下げ等を実施。第九期以降も急激な上昇がないよう計画的に運用する。



子育てについて

 問   @待機児童ゼロの見通し、保育の質向上等の今後の取組は。A渋谷区子育てネウボラにおける虐待予防と職員の資質向上について今後の取組は。

 区長   @新年度の入園状況は現時点で全クラスに昨年度以上の空きが発生。保育施設新設は一つの山を越えたと認識。休日保育の拡充、「渋谷区就学前教育プログラム」実践等により質向上を図る。A虐待リスクにつながる要因のある家庭を早期に支援する予防的支援チームを都が区市町村に設置する事業への参加も検討。児童相談所のサテライトオフィスを設置し、連携してケースワークを行うことで区職員の資質向上に有効との報告もあり、設置も視野に入れる。



防災について

 問   (仮称)笹塚防災職員住宅整備による防災力の向上は。

 区長   災害時に情報収集や初期対応を行う職員数は約一・五倍に増強。一部職員は地域の避難所に速やかに参集し、運営を担うことにより更なる地域の防災力向上を図る。



まちづくりについて

 問   @ササハタハツまちラボが持続可能な運営をするための仕組みづくりの検討状況と活動拠点の配置計画具体化の展望は。A本町まちづくりにかける区長の思いを伺う。

 区長   @公共空間など様々な場所を活用しササハタハツエリアの魅力を創出する事業展開により持続可能な運営へとつなげることを検討。活動拠点はこのエリアで都市開発事業等を進める予定の民間企業に協力を求める。A本町地区防災都市づくりグランドデザインに掲げたプロジェクトを実行し、地域の皆様と共に企業との連携等、様々な手法を用いて本町の防災力を強化し、魅力あるまちづくりを推進。



教育について

 問   @白根記念渋谷区郷土博物館・文学館と松濤美術館を一体化し運営する意図と職員体制は。A学校施設の未来像と目指す教育行政の意図や決意を。B渋谷本町学園第二グラウンド体育館内の保育・幼児教育施設の運営形態、特色は。C「就学前教育プログラム」の積極的利活用には教育委員会があらゆる園種の運営に積極的に関与すべき。D本町学園みどりの丘公園の活用を区長、教育長に伺う。

 区長    @普及事業、広報活動等を一体的運営に改め、さらに質の高い文化・芸術を区から生み出していく。白根所属の学芸員を中心とした職員を、松濤美術館を運営する改組後の渋谷区文化・芸術振興財団に派遣。B保育所型認定こども園とする予定。休日保育や一時保育の実施、子育てひろば、子育て相談など子育て世帯を広く支える施設とする。D学校現場の状況も含め住民に理解を得て、教室確保のため学校施設を増設する。都市公園廃止の手続は適切に対応。

 教育長   A新しい時代の学び実現のため、これまでの学びの概念を見直し学校施設を含めた教育そのものを変える視点で学校施設長寿命化計画を策定。C次年度「渋谷区立幼稚園の在り方検討委員会(仮称)」で検討。D放課後クラブ室や学校図書室移転を予定。



スポーツ支援に関する法人設立について

 問   子どもたちに体を動かす機会の提供と教員の働き方改革推進のため、部活動を運営・企画、実践する法人を区独自に設立する考えはないか。

 区長   来年度早い時期に法人化した組織をつくりたい。







もどる
© Takashi Maruyama