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避難所災害用仮設トイレ披露式 |
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1月6日、校庭改修が終了した神南小学校校庭において、「避難所災害用トイレ」の披露がありました。
当日は、区関係者はもとより、区議会、学校関係者及び自主防災組織の役員も大勢参加された中で披露が行われました。
マンホールのふたそのものが和式便器となり(この上に洋式便器の設置も可能)、
下水道本管に直結式のため、くみ取る必要が無く、又目隠しとなるテントはワンタッチで設置にわずか5分程度で完成するというもので
従来型が設置に40分もかかっているのに比べるとその差は歴然です。
新潟県中越地方を襲った地震災害の避難所生活で一番不評で困窮を極めたのがトイレで、多くはあふれ出た汚物の処理ができずに放置されたことによるものでした。
この事も渋谷区が他の自治体に先駆けて取り組んでいる災害に強いまちづくり施策の一つです。
以下に整備概要を掲載します。
本年度、小学校の15校の校庭改修事業に合わせて1避難所あたり10基(1列5基×2列)を標準とし、災害用仮設トイレの整備を進めています。
各避難所とも下水道直結の流下型トイレの整備を原則とし、(物理的に困難な場合は、ピット式の汚水ポンプによる下水道への排水型を採用)工事に入っています。
このシステムは、耐震補強工事が済んだ下水道本管に直接流しこむもので、汲取り等の手間が省けます。
また、マンホールそのものが和式便器となり、マンホールの上に洋式便器の設置も可能なため、上にテントを張るだけで簡単に利用できます。
7月〜8月整備完了 | 神南小学校 臨川小学校 広尾小学校 猿楽小学校幡代小学校 上原小学校 西原小学校 富谷小学校中幡小学校 本町東小学校 |
12月〜2月整備 | 山谷小学校 笹塚小学校 本町小学校 神宮前小学校代々木小学校 |
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© Takashi Maruyama
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